すでにコロナによる自粛も一ヶ月以上、モチベーションや財政的にも限界が近づいていませんか。「ステイホーム」「ソーシャルディスタンス」と、横文字の力に日本人はなぜか弱いようです。敗戦後の進駐軍の占領政策の名残でしょうか。進駐軍?それって何とツッコミが入りそう。さらに「不要不急」これも多くの人は、お上からの言葉との感覚で、外出は控えろ!と捉えて巣ごもり生活を強いているのでは。不要不急はその人によって、それぞれ条件や考え方の違いがある筈です。頭を柔軟にして、そろそろ各自で考えてみる時では。大切なのは、うつらない・うつさないを理性的に捉え創造的に行動することでは。私には認知症の妻がいて、身体的な強化を中心に考え、これまでは沿線散歩や山登り、ヤマメ釣りを楽しんできました。そこへ「自粛」の二文字。さてどうするかと考えた。出た答えは、人と出会わない山、コースを登る。しかも遭難騒ぎは起こさないよう、最大限の注意をする、車でいける東京都近郊の山に限定する、体力に問題があれば、頂上はあきらめるなどを決めた。4月から登山は7回、ヤマメ釣りは2回いってきたが、人に会ったのは6人だけと寂しい限りです。きれいな早春の緑、春の花や桜を楽しみ、空の色や雲、富士山などの山々を眺め気分は爽快です。ところがこんな私たちに襲いかってきたのは、入山禁止の立て札でした。1週間前には無かったが、その日は駐車スペースにロープが張られ、登山道入り口には例の文字。仕方なくその日は行き先を変更しました。林道にも駐車が出来ないと、東京近郊の登山は難しくなってしまいます。電車・バスを乗り継ぐのは、感染と背中合わせで途方に暮れています。
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