雨、雨、雨の連続。おまけに夏だというのに20度前後の日々と、今年の夏休みは避暑地にいった気分だった。それでも最終2日間はしっかり岩魚を釣り大物をゲットした。
雨で岩魚釣りも出来ず時間が出来たので、田舎館町のたんぼアートを楽しみ、弘前城を隅々まで見学。観光会館で女性スタッフの素敵な応対に感謝し、弘前市役所を設計した前川國男氏は、世田谷区役所も設計していたことを知り感激。おまけに千人風呂で名高い酸ヶ湯温泉にも入湯する機会に恵まれた。
八甲田の秘湯、谷地温泉にも宿泊。奇妙な入浴風景に出くわした。宿の外観といえば誠に古めかしく、山小屋風であるが、内部はしっかり?とした造り。食事も料金を考えれば満足のいくものだった。
さて、風呂をのぞくと白濁の硫黄泉で湯温は約40℃くらい。隣に透明な単純泉らしき低温(約30℃くらい)の二つの風呂がある。後で聞いたのだが低温の風呂に30分、高温の風呂に10分を繰り返し入るのが正式な入浴法らしい。
さて私は先ず硫黄泉の風呂に入り、おもむろに単純泉に入浴した。すると低温のためか、ほぼ全員が前を凝視したまま無言で身動きもしない。
しかたなく私も付き合ったが、その静寂さにいたたまれず15分ほどでギブアップ。そそくさと出てきた次第でありました。確かに短い時間であったが、下からだんだん温まるのは実感した。