私の住む地域には、オウム真理教の後継団体、ひかりの輪が居住している。勿論「ああ言えばジョウユウ」で「有名」となった上祐史浩も棲んでいる。この地にオウム真理教が居住したのは2000年(平成12年)。以来17年にわたり継続されている。一時は本部機能を持ち、130人という大集団となったこともあった。私は反対運動をしている住民協議会に初期の頃に加わり、活動を続けてきた。そのなかで、上祐史浩という人物の「こざかしい」生き方が許せないでいる。地下鉄サリン事件後「オウム真理教がやる訳ないでしょ」とテレビ画面の中で息巻いていた姿は、今でも忘れない。事は13人が死亡、約6500人が負傷し、今でも後遺症に苦しんでいる。それもオウム真理教の仕業と分かっていながらカメラの前で、堂々と言い切っていた。その後は別の事件で3年間獄中に。出所すると、別の道にと思いきや、また舞い戻った。教団の中で内部分裂し、今の団体をつくった。ネット上でオウム真理教時代の「反省と教訓」を掲載。その文章でこれまでのことをリセットしてしまった。今では本心とは思えない「脱麻原」を宣言、何もかもが、自分の保身以外を思考しない人物といえる。