10月13日、友人夫妻と朝5時に出発する。その日は阿智村とは山一つ隔てた、日本のチロルと呼ばれる遠山郷にも寄ってきた。機会があればお知らせしますが、標高1000mの下栗地区の風景が素晴らしい。話を進めるが、飯田市は市田柿という干し柿でも有名で、街道の両側は秋の青空に朱色が映える。煙火が毎年行われているのは、昼神温泉の南、上清内路と下清内路の2カ所だが300年の歴史を誇る。それも村の若者を中心に、火薬作りから始まる手作りの煙火だ。普通の打ち上げ花火とは趣を異にする仕掛け煙火で、火花で「花を咲かせる」と言われている。諏訪神社の再建をきっかけに、奉納されたのが始まりらしい。最初は打ち上げ花火から始まり、スターマインで雰囲気が一気に高まる。クライマックスの仕掛け煙火には何と40分ほどの準備がかかるが、全員立ち見にも関わらず、誰一人動く気配はない。言葉では表現が尽くせないので、4分間を1分30秒に短縮した、村人の心意気を写した仕掛け煙火をご覧あれ。
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