青天の霹靂とでもいうのか、国民の多くが「まさか」と思ったことだろう。突然の解散宣言。憲法学者の木村草太氏によれば、首相には解散権なるものはないようだ。ところがそんなことは意に関せず、己の道を突き進む。「もりとかけ問題」は丁寧に説明すると確かにいった。ところが9月25日のNHKの放映では、その説明は国会でなく、選挙の演説でやるという。え、それって自分の都合の良いことだけを垂れ流すだけで、説明とは違うのでは。私の認識では、3ケ月前に「臨時国会で丁寧に説明する」と聞こえたが。これが安倍さん一流の目眩ましか。「仕事人内閣」は何も仕事せず。物事すべて自分の都合のいいように説明。そして今回は野党から攻撃されることを恐れ、「敵前逃亡」。そして選挙では「政界ちゃら男」の本領を発揮して喋りまくり、国民の人心を撹乱するという、いつものパッターですか。もっと真面目に仕事をしなさい。それに、国会を開かずいきなり「カイサーン」では健全な青少年諸君にこの事態をどう説明するのですか。怒れる老人より一句。
ちゃぶ台をひっくり返す夜寒かな