弊社にも法人のナンバーが届いた。うやうやしく受けとったがなぜかシックリこない。従業員のナンバーも企業で管理させるというが、そんな恐ろしいことを、企業の責任でやらせるとは何事か。素朴な疑問だが、なんで今必要なのか。
昔、国民背番号制度なるものが実施されそうになったが、反対に押されて実現しなかった。今回はその焼き直しなのかと思いきや、いやいやそんな生易しいものではないようだ。相当数のデータの収集がされるようだ。個人データの流失は相当深刻だが、私たち一人一人の所得や税金の申告、病歴までもが時の政府によって丸裸にされてしまうらしい。韓国や米国などでも相当数のデータを扱っていたが、トラブルが続出して情報の数を制限しているようだ。当座の政府の目的は、どうも税金をくまなく取り立てることにありそうだが、さらに最終目的はと勘ぐってしまう。私個人では抵抗をしようと思うが、来年からは罰則規定もできるらしい。くわばら、くわばら。