一年間以上にわたる連載(宣伝を考えるシリーズ)も、今回が最終回となりました。最後は様々な宣伝方法を重層的に行うクロスメディアです。
たとえば、チラシを新聞に折り込む・ポスティングする。既存の顧客・見込み客にDMを発送する。電車の駅にポスターを掲示する。駅前でティッシュ入りのチラシを手渡す。受け手側からだと、朝刊で折込チラシを見て、駅でポスター、帰宅時にティシュを受け取り、帰宅するとポストにチラシ・DMが入っている。数種類の宣伝物が短期間で復数以上が目に留まる仕掛けになります。
以上は比較的リーズナブルな方法ですが、宣伝費用は高額になるテレビなどを利用する例は、ジャパネットタカダのように、前日のテレビで明日の朝刊チラシをご覧くださいと呼びかける。同時にDMも発送されます。この例はスケールの違いこそありますが効果は相当なものと想像できます。
リーズナブルな方法として脚光を浴びてきたのがARです。チラシ・ポスター・ショップカード・名刺などにコードを印刷、スマートフォンで写し画面に入る方法です。QRコードの発展型で、動画も見ることができます。
チラシの訴求効果が弱まってきましたが、効果的な宣伝方法を考えながら未来志向で頑張りましょう。長期間のご購読に感謝いたします。