それでもきれいな広告を作りたいですよね。色使い、見栄えのするビジュアル、ありふれたコピー。そしてその広告でお客さんが来店しました。さてその反応はいかに。イメージで使用した写真とはあまりにも違った店内、お洒落な色使いとは相反する品揃え、そしてお客様への対応も今イチだったら、お客さんはどんな反応をするでしょう。そうですね、二度とその店に来店することはありませんよね。何がいけなかったのでしょうか。新たな客層を増やそうとのチャレンジは必要ですが、それにはその店自身も変わらなければなりません。そのことはさて置き、広告だけを作って顧客を増やそうとしても難しいです。それでは何が必要なのか。お客様は多様な価値観を持っていることに着目し、自らの店の価値や強みを自信を持って打ち出すことです。そうはいっても、自分の店の価値や強みなんて分からない、と多くの方は言われますが、心配いりません。その店がその地域で何十年も商売を続けていたということは、お客さんがその店を何等かの理由で認めているんです。それがその店の価値であり強みなんです。それを探し出し、広告にすることがお客さんを増やす最も大切なことです。