あれ、どうした!!膝の痛みは何の前ぶれもなく突然やってきた。あれは5年前の御年齢65歳の秋の登山でのことでした。65歳といえば国が勝手に制定した「前期高齢者」の仲間入りをしたばかり。膝のこともあり「お前はもう立派な老人ですよ」と言われているようで、一瞬目の前に霞がかかって座り込んでしまった。
でもご安心あれ、私は立派に?復調し「相変わらずお若いですね」などとおだてられ。すっかりその気になっています。《大笑い》今や40代の青年たちと肩を並べて《並んでいると思い込み》毎月の定例の山登りに、いそしんでいます。
さて膝痛の方が皆一様に真っ先に考えるのが、・・・・ミンとか ・・・・イチンを飲むか、近くの整形外科で ・・・・・サン注射です。
私もその時は、藁にもすがる思いで痛い腰をかばい、評判の整形外科の階段を上り降りして、やっとたどりついたところで、1時間待ち。それから毎週お決まりの ・・・・・サン注射を1ケ月で5回、注射をちょこっとやるだけの治療時間わずか5秒。矢継ぎ早に「次いつ来ますか」と、次週も当然来てくれるとの催促、都合30秒。
5回目の時にチョット切れていたかな「あと何回するのですか」《こんなに丁寧な口調ではなかったかな?》とつい聞いてしまった。「あと5回です」の声は、落胆と空しさとはこんな状態のことを言うのでしょうか。
一向に痛みの消えない膝が、その日の階段の長さが倍にも感じました。「やめてやる!」【自分で治す!】心に誓ってからの自分の行動は、あのマラソンでメダルを取って、名言を聞かせてくれた有森さんの心境でした。(有森さん気分を悪くしないで)その行動は次回にしましょうか。(ア・レ・レ・レ・レ)次回は多分6月15日頃かな。