まずは誤解のないように言っておきますが、アメリカの滝ではありません。秋田県にある大深沢という大きな沢の上流にある、横幅40メートル、高さ25メートルの滝だ。
この滝を見たさにこれまで下流から3度トライするが、様々な条件が重なり、敗退を余議なくされてきたが、今年は別の方法で念願を叶えた。ナイアガラの滝の上部にある支流を下降、さらにナイアガラの滝を下降し滝の基部にたどりついた。秋田は3日前にかなりの雨が降った影響で水量が多く、圧倒的な迫力だ。他の3名を巻道に回し私一人で滝に取りつく。滝のシャワーを多少浴びるが、難なく攀り切ったせいか、それ程の充実感は残らなかった。
それより、滝の上部で5名パーティーの若者の歓迎に会い、大変うれしかった事が印象に残る滝のぼりであった。