5年ほど前より協議が進められてきた、京王線の立体化工事により、開かずの踏切解消という地元の長年の悲願は達成できる。だがこの工事はそれだけでなく、烏山の町が大きく変遷すると言う事になる。
その内容とは、烏山駅は二本の線路が増線・側道設置による立ち退き、駅前広場(ロータリー)設置・立ち退き、それに繋がる大型道路216号線の建設・立ち退きに含め、商店街各道路の拡張とセットバックに伴う新たなビル建設・エレベーターの設置が求められるなど商店経営にも関わる大問題となる。
さらに、烏山駅南東一帯に、大型ビル建設と大規模な立ち退きが計画されている。道路建設で言えば、217号線の建設も控えている。いうなれば、「これまで経験した事の無い大規模な再開発」となるが、烏山地域に居住する住民が、どれほどの関心を示しているかが気がかりだ。
地元に住み続ける住民にとって、住みやすい街、買い物が楽しく便利な街になるのか、地元の商店は生き残れるのかなどに、一人一人が思いを馳せることで、暮らしやすい烏山に繋がると考えている。