60歳を過ぎて再度山登りを始めて8年が経過した。
今は山登りのクラブで、老若男女に囲まれ、月一回の山行を行っている。最近そのクラブに高山植物や野鳥に知識が深い人が2人同時に入会した。私は若い頃はガンガン山に登るのみでしたが、この歳になり山の草花にも興味が持てるようになり、ある程度花の名前も知るようになったが、レベルが違う。その人は花の名前からその由来について淀みなく答えてくれる。
6月の石楠花の咲く御座山で面白い鳴き方の鳥を教えてもらったので披露する。その人が突然あれは「センダイムシクイ」の鳴き声と言って「焼酎一杯グイー」と聞こえないですかと尋ねてくる。空耳アワーではないが、そう言われればそんな鳴き声に聞こえる。
それにしても飲んべーな鳥だ。このように鳥の名前も面白く覚えればいいのだが、花と言わず鳥と言わず、次から次へと耳慣れない名前がでてきて、この歳で覚えるのは一苦労だ。